事業目的株式会社ケアレビュー
日本の医療を「見える化」する
株式会社ケアレビューは、日本に暮らす人々がより質の高い医療を受けられることを願い、日本の医療の「サービス・プロフィット・チェーン」を「見える化」するための事業活動を行っています。
「サービス・プロフィット・チェーン」とは、顧客・従業員・サービスや商品がどのような関係を構築すれば、企業や組織の利益・成長につながるのかを示したフレームワークで、1990年代にハーバードビジネススクールのへスケット教授らによって考案されました。
もともとは一般企業のために示されたチャートですが、是非とも医療機関の経営者の皆様にも知っていただきたい考え方ですので、ご紹介させていただきます。
内部サービス・プロフィット・チェーン
- 採用・教育・評価・配置といった人事システムの適切な構築により、医療機関内部のサービス品質を向上させる。
- 内部サービス品質の向上が従業員満足を高め、従業員のロイヤルティ(忠誠心)が向上する。
- ロイヤルティの高い従業員は、医療機関への定着率が高まり、高い生産性を発揮するようになり、医療サービス価値(医療の質)の向上をもたらす。
外部サービス・プロフィット・チェーン
- 医療サービス価値の向上が患者満足を高め、顧客(患者および連携医療機関)のロイヤルティ(忠誠心)が向上する。
- ロイヤルティの高い顧客(患者および連携医療機関)が、反復利用したり知人へ推奨する。
- 自院のターゲットとする患者が増えることにより、収入や利益が増加する。
組織内部へのフォードバック
- 患者から感謝されることにより、従業員のモチベーションがさらに高まる。
- 収益の増加が組織内部に還元され、内部サービスの品質がさらに向上する。
株式会社ケアレビューは、医療のサービス・プロフィット・チェーンが適切に機能していることを確認することができるように、[職員満足度]→[医療の質や診療実績]→[患者満足度]を可視化するサービスの提供を通して、日本全体の医療の質の向上に貢献したいと考えています。